サルでもわかる!お金の貯め方

氷河期世代のFPが超簡単分かりやすくお金の貯め方を解説します!

【サラリーマンの節税術】 年収300万円のOLが年間2万円分寄附したら、税金(所得税)はいくら安くなるのか?

f:id:moneyfp:20190712114240j:plain

プラン・インターナショナル・ジャパンを通じて交流している子どもから届いた手紙

私は、10年以上前から公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンの「プラン・スポンサーシップ」に参加しています。この「プラン・スポンサーシップ」とは、支援を必要としている国や地域の人々に対し、毎月お金を寄付していくというものです。

 

この団体の支援を受けている子どもから、毎年写真やお手紙が送られてきます(私から、手紙を書くこともあります)。私は、それほど熱心な支援者ではありませんが、たまにいただくこのお手紙がとても楽しみになっています。

 

私は、現在、バングラディッシュの支援をしているので、バングラディッシュに住む男の子から手紙がきました。バングラディッシュの言葉で書かれているのですが、英語に翻訳したものが添えられているので、何となく、どのようなメッセージを綴ってくれたのかが分かります。

 

寄付をすると、このように普段触れることのない世界について考えるチャンスが得られます。

 

プラン・インターナショナル・ジャパンのような公益財団法人を含む、以下のような団体に寄付をした場合には、寄付金控除があります。

 

そこで今回は、寄附金控除について書いてみたいと思います。自営業の方はもちろん、サラリーマンの方の節税術としても有効なのでぜひ使ってみてくださいね。

 

 

 

寄付金控除の対象となる団体

・公益財団法人等

・認定NPO法人

・政党若しくは政治資金団体

 

寄付金控除(所得控除)OR寄付金特別控除(税額控除)のどちらか有利な方を選べばOK

 

寄付金控除には、所得控除と税額控除の2種類があるのですが、サラリーマンの場合、税額控除を選んだ方が納める税金が安くなります。

 

では、ここでは年収300万円のA子さん(子なし、共働き)が、年間2万円の寄付をした場合の税額について、説明します。

 

 

【A子さんデータ】

・年収300万円

所得税率5%

・課税所得1,105,000円

 

 

寄付をしなかった場合の所得税

課税所得1,105,000円×所得税5%=55,250円(復興特別所得税を含めて56,400円)

 

寄付をした場合の所得税

 

寄付金特別控除(税額控除の計算式)

(その年に支払った寄付金額-2,000円)×40%(*)=寄付金特別控除額

 

(*):政党等への寄付金は、30%になります。

 

年収300万円のA子さんが年間2万円の寄付をした場合…

(2万円-2,000円)×40%=7,200円

この7,200円が税金から引かれます。

 

所得税55,250円-寄附金等特別控除額7,200円=48,050円(復興特別所得税を含めて49,000円)

 

年収300万円のOLが年間2万円分寄附した場合に、安くなる税金額

56,400円―49,000円=7,400円

 

以上のことから、年収300万円のA子さんが年間2万円の寄付をした場合、7,400円の節税となります。

 

まとめ

・寄附をすると節税できる。

・寄附金控除には、所得控除と税額控除があるが、会社員は税額控除を選べばOK

 

会社員の方が、寄附金控除を受けようとすると、確定申告をしなければいけません。

 

確定申告と聞くと、面倒くさく難しいイメージがあるかもしれませんが、国税庁の確定申告作成サービスを使えば、誰でも簡単に確定申告書が作成できます(確定申告書の作成には、有料ソフトなどもたくさんありますが、そういったものを買わなくても、国税庁のサイトで簡単に作れます)。

www.nta.go.jp

 

ちょっと良いことをして、節税したい人は、試してみてくださいね。