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杉山産婦人科(新宿)の体外受精説明会で費用と方針について聞いてみた

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杉山産婦人科不妊治療の費用と内容を紹介します

1年ほど前から、婦人科に通い不妊治療をしていますが、成果が出ていません。最近になって、体外受精を考えています。体外受精を行っている病院はたくさんありますが、どこがどのような方針の治療を行っており、料金はいくらくらいかかるのかがよく分かりません。

 

そこで、体外受精を実施しているいくつかの病院の説明会に参加してきました。

 

今回は杉山産婦人科体外受精説明会の内容についてご紹介します。

 

 

杉山産婦人科体外受精説明会の雰囲気

説明会は、杉山産婦人科・新宿内にあるセミナーホールで実施されました。同病院の体外受精説明会は、「体外受精講習会」という名称で、2週間に1度くらいの頻度で土曜日に行われています。同病院のサイトから参加申込ができます。

 

会場には、ざっと50名くらいの参加者。ほとんどが夫婦で出席しています。年齢的には、40歳前後くらいが多いでしょうか。

 

私にとって、このときが初めての体外受精説明会への参加となったわけですが、体外受精を受けようとする人に共通する特徴なんて何もないんだなと感じました。

 

杉山産婦人科体外受精説明会の内容

 

説明会では、説明書が配布されました。

 

杉山産婦人科の杉山力一理事長が登壇し、スライドを使った体外受精の解説が行われました。

 

私がメモした内容を箇条書きにします。

・杉山産婦人科の世田谷院は産科、新宿院と丸の内院は同内容の治療を行っているが、カルテの共有は不可。

 

不妊因子は、女性側因子が70%、男性側因子が30%。原因不明のものが15%(高齢因子を含まず)、重複因子40%

 

・杉山産婦人科には、男性不妊を専門とした男性不妊症外来あり。全国で数十人しかいない生殖専門泌尿器科がある。

 

子宮内膜症は手術をしないと妊娠しない。子宮内膜症を調べるための腹腔鏡検査は12万~15万円で実施。丸の内院で行うが、現在1~2ヶ月町。35歳までの人向けの選択肢。同検査を受けている人の平均は33.7歳。不妊期間平均2.5年。術後、31%の人が自然妊娠。

 

胚移植(受精卵を戻すこと)→絶対やらなきゃ妊娠しないという人は、3割しかいない。内訳は、卵管閉塞1割、精子の状態が悪い人2割。この3割の人たちは成功しやすい。

 

・最近、すごい機械(「Geriインキュベーター」受精が正常にできたかどうか確認できる培養機)を10台買い、精度が上がった! このすごい機械は1台あたりフェラーリ1台分くらいの値段(なお、フェラーリは1台あたり2000万から3000万円くらいです)。

 

・患者の半数以上が40歳以上。アメリカだと体外受精は35歳がピーク。アメリカでは、40歳以上になると20代の人の卵子を買うので妊娠率が高い(杉山の説明会では、「アメリカ」「アメリカ」と何度もアメリカの事例が出てきて、やっぱ、体外受精アメリカ等欧米が本場なんだろうなぁと感じさせられました)。

 

・日本の場合は、卵子を買うという方法が基本的にはないので、同じ人が何度も体外受精を受ける。

 

・36歳から年間3%ずつ妊娠率は低下する(日本産婦人科学会のHPに載っているそうです)。

 

精子は人によって7~8割が奇形。

 

 

杉山産婦人科体外受精・治療方針とは

 

 

・杉山産婦人科では、低刺激法・準自然周期法を第一選択肢とし、卵の数は5個くらいを狙う。

 

・高刺激法で10個くらいの卵の獲得を目指す方法は、卵巣刺激が強くてリスクが高く、卵の質が悪くなる恐れあり。新鮮胚移植ができない。高刺激法のデメリットを減らしたものが低刺激法。

 

排卵予想が難しいので、日曜・祝日も開院。

 

・採卵時は、8時から10時の間に来院。

 

・採卵時は、8割の人が麻酔ありを選択→仕事は休むことになる。2割の人は麻酔なしを選択→すぐ帰宅して、仕事に行くことも可能。

 

・採卵数5個までは、麻酔なしでOK

 

排卵誘発は、自己注射を推奨。

 

・生理開始から3回くらい来院して採卵。

 

・顕微授精の利用者は、精子が少ない人4割、前回受精しなかった人1割、夫婦の希望5割。

 

・顕微授精当日、精子を持っていけない場合は、凍結精子を利用する。凍結精子は、顕微授精になる。

 

・35歳未満は、胚を1つずつ戻すが、それ以上の年齢の人は2つずつ戻す(なお、アメリカでは3つずつ戻している→双子が多い。アメリカ人は体が大きいので双子でも対応できるが、日本人は体が小さいので双子はリスクが高い…とのこと)。

 

・採卵2~3日後に移植。子宮内で育つかも?という可能性にかけて戻してもいいのかも。ということで、胚盤胞移植しかしない病院もあるが、20年で20人くらいは胚盤胞になっていなくても育ったという事例があるので、戻すのもいい。

 

・良好な受精卵は39歳~41歳だと10%~15%

 

・着床前検査は、1個につき10万円。アメリカの体外受精ではすべて行っているが、日本では倫理的にグレー。何回体外受精を行っても妊娠しない人、毎回流産する人に実施するものだが、希望する人は行っている(←要するに、「着床前検査をしたい」と言い、お金さえ払えば誰でも着床前検査が受けられるようです)。

 

杉山産婦人科と加藤レディスクリニックとの違い

・加藤との大きな違いは、採卵誘発の方法。加藤では、注射を使った排卵誘発はしないが、杉山では注射を使う。

 

 

 

 

杉山産婦人科体外受精にかかる料金

 

料金は以下のとおり。

 

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杉山産婦人科不妊治療料金表

 

まとめ

 

杉山産婦人科体外受精の方針・特徴をざっくりまとめると…

排卵誘発の方法

低刺激・準自然周期法。自己注射で採卵5個くらいを目指す

胚移植

多少質の悪いものでも、とりあえず戻す

戻す卵の数

35歳以上は2個戻しも可能

その他

培養機Geriインキュベーター10台所持。

 

いくつかの体外受精病院の説明会に参加し、わかった杉山産婦人科独自の特徴は、以上です。高刺激に挑戦するほどではないが、加藤レディスクリニックのような自然周期だけでは不安だし、その中間あたりの方法に挑戦したいという方に向いているのではないかと思います。

 

着床前診断も希望すればできるようですし、卵子アンチエイジング外来という科もできたようです(この外来では、髪の毛を400本くらい抜いて、アメリカの研究所に送り、栄養状態のチェックをしてもらえるそうです。なんでも、ミトコンドリアが良くなるのだとか…)。お金さえ払えば、いろいろな方法を選択できるということが特徴だと思います。

 

ほかの病院では実施していない、胚移植時に2つの胚を戻すという方法を選ぶこともできるようです。

 

今回、ご紹介した内容は、私が説明会時に必死でメモっただけのものなので、多少の間違いがあるかもしれません。気になる方は、実際に説明会に出席することをおすすめします。